Yahoo!ショッピングの検索結果がオートページャー方式に変更される
Yahoo!ショッピングでは2019年2月18日より、検索結果の表示方式が1ページずつページ送りする旧来の方法からオートページャー方式に変更されました。
オートページャーとは、1つの検索結果の画面を分割して、Yahoo!ショッピングなら上位30位までまず表示して1位からずっーと下位の商品を見ていくと30位に到達するあたりで2ページ目の31位~60位まで表示します(読み込みます)。さらに商品を見て行って60位に到達するあたりで3ページ目の61位~90位まで表示する…を繰り返すプログラムです。
なぜ、オートページャーを採用したのか?
Yahoo!ショッピングによるとオートページャーを採用した理由は、
過去のライブテストにて、オートページャーの導入により、お客様がより
商品を購入しやすいという結果が得られたため
としています。出店者としては売上アップに貢献してくれるのなら納得なのですが、個人的には効果に少々疑問を感じます。
何が変更されたか?オートページャーで感じたこと
旧来のYahoo!ショッピングの検索結果画面はデフォルトで20件表示で、プルダウンより50件表示と100件表示を選択できました。現在でも個別のストア内検索においてはこの方式のままです。
新しいオートページャー方式は30件ごとで、これ以外の件数は選べません。Yahoo!ショッピングで買い物もよくする私としてはこの点が不満で、商品を探しにくくなった印象が強いです。
さらに最大で10ページまで(上位300位まで)しか表示されない仕様に変更され、それ以上を見ることができなくなりましが・・・と思ったら、2019年3月19日のさらなる仕様変更により、最大で50ページまで(上位1500位まで)見れるようになりました。
この点はおそらく2月18日の仕様変更により多くの不満・クレーム・改善要望がYahoo!ショッピングに寄せられたものと推測します。
余談になりますが、購入者としては上位300位まででも私はほぼ問題ないのですが、出店者として検索順位の改善(SEO)で業務をする際には上位300位まででは困りますね。せめて1000位くらいまでは表示してくれないと、この手の業務に支障が出ます。
↑検索結果は最大300位までから1500位までに再変更された。
アイテムマッチがより「うるさく」なった
元々「うるさい」感じはありましたが、オートページャーの採用によりさらに「うるさく」なった印象があります。ページとページの切り目など最大で8商品(下位3位+上位5位)がすべてアイテムマッチ商品となります。
実際まだ1ヶ月程度しか経っていないものの、オートページャー方式によりアイテムマッチのデータは相当「コロッ」と変わりました。言わずもがなですが、表示回数が激増しています。
見方にもよりますが、これだけ目立つようになるとアイテムマッチが魅力的に映る出店者も出てくるかもしれません。ただ購入者の視点から考えるとどのように出稿するべきかはよくよく考えた方が良いかもしれませんね。
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