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佐川急便の運送保険は掛ける必要があるのか?

ネットショップを運営していると必ずあるのが破損事故。特にウチの商材は破損しやすいものがあるので梱包にはとても気を使っています。しかし毎月何千個と出荷しているとどうしても破損連絡が配送会社からあります。

佐川と日本郵便で比較すると、佐川の方が事故率は高いです。で、佐川は保険は別途掛けるスタンスで、日本郵便は30万円を上限に別途料金不要というスタンスです。

なので佐川急便で商品を出荷する際には、(商品によっては)保険を別途掛けているのですが、たまに保険をかけていない商品の破損事故が発生します。

その場合どうするか?

明らかな運送途中の事故の場合は保険を掛けている時と同様に佐川に連絡をして保険対応してもらっています。

昔は「保険かけていない=破損事故が起きたら泣き寝入り」かと思っていましたが、ある時から担当者さんに保険対応してもらえるようになりました。

当時は「ラッキー♪」と思っていましたが、最近このケースで、ウチのスタッフが破損連絡すると、後日担当ドライバーが「(すべてに)保険かけてください」と言ってくるようになりました。

おそらく営業所から担当ドライバーに、保険無しの荷物で破損事故が起きた件の連絡が行っているのでかもしれません。そしてその件数も営業成績に関係するのかもしれません。

担当ドライバーから最近チクチクとスタッフに保険を掛けてと言ってくるのでイヤになっているらしく、自分もあらためて佐川の運送契約はどうなっているのか?調べてみることにしました。

すると、驚いたことに、佐川も日本郵便などと同じで、「明らかな運送途中の事故と認められる場合は、運送業者(佐川)の過失として賠償する」と書かれてありました。

では、佐川で保険は何のために掛けるのか?と思ってさらに調べると、天災とか自然災害で荷物がダメになった場合でも、賠償するというのが運送保険のようです。(このような場合は、保険を掛けてないと泣き寝入りです。)

これ(運送規約)を読むと、いままでほとんどの佐川の荷物に保険を掛けていたのは何だったのか?と思います。「こわれやすいものは保険を掛けて」と言われて素直に掛けていましたが、そもそも「こわれやすい」という基準が曖昧です。こわれやすいものが簡単に配送途中に壊れるのなら、それは配送のプロと呼べるでしょうか?

もちろんこちらの梱包の問題もあるでしょう。

しかし、こっちだって壊れていいことは何一つありませんから(配送途中の破損でもネットショップ側にクレームを言われることが多いです)、できるだけ厳重に梱包はしているつもりです。

まあ明日から急に保険を掛けないようなことはしません。この保険を掛けるかどうかは、ある意味、商習慣のような感じもするのでこのままいくことにします。

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