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Amazonの出荷作業日数(リードタイム)の計算方法と一括変更について

Amazonの出荷作業日数(リードタイム)の計算方法がいつもよく分からなくなるので個人的な備忘録の意味でも記録を残しておこうと思います。覚えさえすれば超カンタンです。

※基本的内容はAmazonヘルプより参照可能な「長期休暇前に行うべき設定」(Amazon大学、20180420.pdfファイル)の焼き直しになりますが、個人的につまずきやすいポイントに絞ってまとめています。

出荷作業日数(リードタイム)の計算方法

Amazonの出荷作業日数(リードタイム)は土日祝日を除く営業日で計算されるので、暦カレンダーを参考にすると計算しやすいです。※なお土日も出荷可能な場合は設定タブ→配送設定→一般設定から出荷可能な日としてチェックを入れることで計算方法が変更されます。


参照元 : Amazonヘルプ「長期休暇前に行うべき設定」pdfファイル(8ページ)

上記の図が大変分かりやすかったのですが、(ウチのように)12/28から1/5まで長期休暇に入る場合、12/25~12/27の時点でリードタイムを何日に設定すれば良いか?というのが今回のテーマです。

上図の暦で計算すると、

  • 12/25
  • 12/26
  • 12/27
  • 12/28(土)…計算しない
  • 12/29(日)…計算しない
  • 12/30
  • 12/31
  • 1/1(祝)…計算しない
  • 1/2
  • 1/3
  • 1/4(土)…計算しない
  • 1/5(日)…計算しない
  • 1/6

1/6からの出荷が可能な場合は、1/6を含めて逆算し当日(設定日)を含む日数を入力します。たとえば12/25時点なら「8」を入力、12/27時点なら「6」を入力、12/29時点なら(土日祝はカウントしないので12/30時点として考え)「5」を入力します。

分かりますでしょうか?12/25時点なら、逆算していって1/6、1/3、1/2、12/31、12/30、12/27、12/26、12/25となるのでぜんぶで「8」となります。

出荷作業日数(リードタイム)を一括変更する方法

私の場合は在庫シンクロのECステーションで「Amazonリードタイム一括変更」機能を使うだけで済みますが、通常はAmazonの出品ファイル(L)で行います。※大口出品者のみ利用可能です。

出荷作業日数(リードタイム)のみ一括で変更したい場合は、出品ファイル(L)でに最低以下の項目を埋める必要があります。

  • 商品管理番号(sku)
  • 販売価格(price)
  • 在庫数(quantity)
  • 通貨コード(currency)
  • 出荷作業日数(handling-time)

これらのデータは出品ファイルをダウンロードすることで手に入りますのでそれをカスタマイズして出品ファイル(L)を作成すればOKです。作成は簡単ですが、くれぐれも価格や在庫数などデリケートなデータになりますので間違いの無いようご注意ください。

設定するリードタイムとページ上の表記

リードタイム 商品詳細ページ
出品者一覧ページ
注文確定画面
注文管理画面
購入者宛注文確認メール
アカウントサービス
リードタイム表記 発送予定時期
出荷予定日
配送予定
お届け予定時期
空欄 在庫あり 注文日+1日 出荷作業日数+配送所要日数
1 在庫あり 注文日+1日
2 在庫あり 注文日+1日-2日
3 通常2-3日以内に発送します 注文日+2日-3日
4 通常3-4日以内に発送します 注文日+3日-4日
5 通常4-5日以内に発送します 注文日+4日-5日
6-10 通常6-10日以内に発送します 注文日+6日-10日
11-15 通常1-3週間以内に発送します 注文日+11日-15日
16-20 通常2-3週間以内に発送します 注文日+16日-20日
21-30 通常3-5週間以内に発送します 注文日+21日-30日

この表はリードタイムを設定した場合に、ページ上で出品者・購入者の画面にどのように表記されるかを表したものです。特に購入者は○○日以内に発送するということに注意がいきますので、日数の表記に間違いが無いよう出品者は正しく設定する必要があります。

なお、配送所要日数とは土日を含めて計算します(祝日は除く)ので注意して下さい。

以上、Amazonの出荷作業日数(リードタイム)の計算方法と一括変更についてのご紹介でした。

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